CAREER PATH
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1996年
入社/草津工場配属 -
1997年
マレーシア支社赴任 -
2005年
国内営業部配属 -
2008年
タイ工場赴任 -
2009年
国内営業部配属 -
2012年
中国支社赴任 -
2019年
ベトナム支社赴任 -
現在
KYOSEKI VIETNAM Co., Ltd.
Managing Director
入社の経緯は?
学生時代までは海外にも英語にも縁がなかったのですが、就職した半導体メーカーでシンガポールに赴任したことで英語力を身に付けました。その能力を次のキャリアに活かしたいと考えていた中で当社に出会い、面談時に社長が熱く語った海外ビジネスの展望の話が強く印象に残ったのと、海外で責任を持って仕事をさせてもらえるという話で入社を決めました。
入社後どのようにキャリアを重ねてきましたか?
現在は KYOSEKI VIETNAMに在籍していますが、それ以前に3ヵ国で駐在経験を積んでいます。入社後まずは国内で生産管理と営業を経験し、入社から3ヵ月後にはマレーシアに赴任して、約8年間営業を担当しました。
一度日本に戻り、次はタイ工場に赴任。その後本社勤務などを挟んで、2012年から中国に出向しました。ベトナムには2019年の会社立ち上げから関わっています。キャリア全体の中で延べ20年程海外で生活しています。
一度日本に戻り、次はタイ工場に赴任。その後本社勤務などを挟んで、2012年から中国に出向しました。ベトナムには2019年の会社立ち上げから関わっています。キャリア全体の中で延べ20年程海外で生活しています。
現在の仕事内容はどんなものですか?
現在はベトナムのハノイに駐在していますが、中国駐在時から二国間を何度も往復し、2019年の会社登記から現地スタッフの採用まで全て担当してきました。自動車関係、家電、半導体、航空機関係のメーカー向けに、主に切削工具を販売しています。工具を販売していると、その他の部材・部品の引き合いも頂けるので、お客様のニーズを丁寧に拾い上げて、私たちが扱える商材を増やしています。まだまだ新しい会社ですが、私を含めてハノイ事務所に4名、ホーチミン事務所に4名が在籍。私以外は全員現地のスタッフです。
海外でビジネスをしていく上で心掛けていることはなんですか?
前職では社是を意識することなどほとんどありませんでしたが、当社の社是「誠心誠意」「基本遵守」は入社以来ずっと大切にしています。シンプルですが、海外駐在を続ける上では大事な指標になってくれます。海外では、自分ひとりでは仕事はできません。各国の文化、言葉、商習慣の問題を乗り越えるためには、何より現地スタッフとのチームワークが重要です。会社の進めていく方針は責任者である私自身が決めますが、それに向けてどうやって前に進めていくかはチーム全員で考えていかなければなりません。
京石産業のチームワークを、
アジア全域に拡げていく。
キャリアの中で強く心に残っているエピソードはありますか?
中国に赴任していた頃に、ある事業をクローズさせる仕事を任されました。決して前向きな仕事ではありませんし、現地で勤めている方に対して厳しい判断も迫られます。そんな中でも、私の味方になり本当に親身になって尽力してくれた中国人スタッフには今でも感謝に堪えません。彼らのおかげでとても理想的な形でこの仕事を成し遂げられました。これまで「誠心誠意」「基本遵守」そして「チームワーク」をいつも意識してコミュニケーションを取ってきましたが、そうすることで言葉や文化を超えて本当の仲間になれることを実感しました。
海外での仕事の魅力は何ですか?
ベトナムでは新たに会社を興す経験を、マレーシア・タイ・中国では先輩たちが築き上げた仕事を引き継ぎ育てる仕事を、そしてその中で図らずも事業を清算することまで経験しました。野球の投手で言えば、先発、中継ぎ、クローザーまでやらせてもらった。その過程で各国の多様な人と交流し価値観を拡げてこられたことは、海外で仕事をしてこなければ得られなかったと思っています。
これからの夢は何ですか?
現在在籍するKYOSEKI VIETNAM は登記から人材採用までやってきた会社です。一緒に働く社員が、ここに入社して良かったと思える会社にしていきたい、そしてもっともっと大きな会社にしていきたいという夢があります。また今後は、アジア各国の拠点同士の連携を強めて、互いに発展できるチームにしていきたいと考えています。
オフタイムの楽しみ
マレーシア赴任時に本格的にゴルフを始めて楽しさも分かり、住む土地が変わってもずっと続けてきました。休みには赴任先の国の観光地に旅行することも楽しみのひとつです。