CAREER PATH
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2003年
入社/東京支店配属 -
2004年
マレーシア支社赴任 -
現在
KYOSEKI SANGYO (MALAYSIA) SDN.,
BHD. Managing Director
KYOSEKI SANGYO PROCUREMENT SDN.,
BHD. Managing Director
入社の経緯は?
学生時代に海外に行っていたこともあり元々海外志望でしたが、最初に就職した会社では国外での仕事に縁がなく、海外に拠点のある企業に絞って転職活動をする中で京石産業に出会いました。説明会で希望次第で海外赴任のチャンスがあると聞き、入社を決めました。
入社後どのようにキャリアを重ねてきましたか?
入社後、東京支店で半年、その後京都の本社営業部に移り半年が過ぎた頃に、海外のポストが空くが興味はないかと声が掛かり、自ら希望してマレーシアに赴任しました。
マレーシアには、主に工業用製品を扱う商社KYOSEKI SANGYO PROCUREMENT (MALAYSIA) と、フィルム製品を製造販売するKYOSEKI SANGYO (MALAYSIA) という二つの会社があります。前者に営業担当として赴任するところから海外キャリアをスタートさせましたが、現在では製造も合わせてマレーシアでのビジネス全体を統括する立場になっています。
マレーシアには、主に工業用製品を扱う商社KYOSEKI SANGYO PROCUREMENT (MALAYSIA) と、フィルム製品を製造販売するKYOSEKI SANGYO (MALAYSIA) という二つの会社があります。前者に営業担当として赴任するところから海外キャリアをスタートさせましたが、現在では製造も合わせてマレーシアでのビジネス全体を統括する立場になっています。
現在の仕事内容はどんなものですか?
現地に製造拠点を構える日系の家電メーカーや車載機メーカーなどに向けて工業用製品、PETフィルム加工品を販売しています。一言で工業用製品といっても、私が赴任してからの十数年でも取り扱う製品は移り変わっています。現在特に力を入れているのは、半導体製造装置メーカーに向けた機械加工品の販売です。日本人スタッフは私ともう一名。40名程の現地スタッフと一緒に働いています。
海外でビジネスをしていく上で心掛けていることはなんですか?
当社の社是は「誠心誠意」「基本遵守」です。日本人同士だと感覚的に共有しやすい言葉ですが、文化の異なる現地スタッフには丁寧に伝えていかなくてはと思っています。
当社が1987年に初めてマレーシアに拠点を構えてから、先輩方が現地で大切に関係性を築いてこられたおかげで、30年以上当社で働いている現地スタッフも複数名在籍しています。古くから当社を知る現地スタッフに支えられ、京石産業のカルチャーが浸透しているという実感もあります。また商社営業としては、仕入先、お客様、当社の三者がお互いに満足できるビジネスを心掛けています。
当社が1987年に初めてマレーシアに拠点を構えてから、先輩方が現地で大切に関係性を築いてこられたおかげで、30年以上当社で働いている現地スタッフも複数名在籍しています。古くから当社を知る現地スタッフに支えられ、京石産業のカルチャーが浸透しているという実感もあります。また商社営業としては、仕入先、お客様、当社の三者がお互いに満足できるビジネスを心掛けています。
新しいビジネスを、自分の判断で切り拓いていく。
この仕事をやっていて良かったと感じるのはどんな場面ですか?
変化の激しい業界で、新しい事業の立ち上げ、新しい顧客との関係構築、そんな場面に何度も立ち会ってきました。それらは全て自分の判断で行うので、成功した時にはこの仕事をやっていて本当に良かったと感じますね。
そうした経験の中で特に印象に残っているエピソードはありますか?
元々取引のなかった大手家電メーカーの購買トップの方との関係を築いた時のことは特に記憶に残っています。気難しい方で、なかなか打ち解けられませんでしたが、何度も訪問してお話しました。2~3年は通い詰めたでしょうか。最終的には「次はいつ来てくれるの」と言ってもらえる関係性が築け、その会社で扱っていたメインの部品の仕入れを全量当社に切り替えてもらえるに至りました。
今後どんなことにチャレンジしていきたいですか?
当社がマレーシアでビジネスを成長させてこられたのは、先輩方の努力や現地スタッフの支えがあってのことですが、現地では当社にしか出来ない分野を持っていることも強みにしてきました。例えばクリーンルームを備えたフィルム加工をやっている企業は東南アジア全域でもほとんどありません。数年中には工場を更に拡げ、そうした既存事業の強化だけでなく、装置のアッセンブリなど新しい領域も拡げていこうと動いています。
オフタイムの楽しみ
海外で暮らしていると、現地に赴任している日系企業の方々と良い意味で距離が近く、週末には仕入先や顧客企業の方とゴルフに行ったり食事に行ったり。日本にいるとなかなかお話する機会のない人とも仲良くなれるのは海外生活の魅力ですね。