INTERVIEW 03.

スタッフひとりひとりの意見に耳を傾け、
最善の方法をみんなで見つけていく。
スタッフひとりひとりの意見に耳を傾け、 最善の方法をみんなで見つけていく。
製造 課長

山脇 善幸

CAREER PATH

  • 2000年

    新卒入社/野洲工場配属
  • 2009年

    栗東小柿工場配属
  • 2010年

    草津工場配属
  • 2011年

    本社営業部配属
  • 2013年

    草津工場配属
  • 2020年

    滋賀工場配属/製造部 課長

入社の経緯は?

話せるようなエピソードはないんですが、高校の就職課に募集が出ていて、社員旅行で海外に行ったと書いてあったので、海外に行けるのかーと思って決めました(笑) 実際、入社後まもなく業務で何度も海外出張に行くことになったし、2016年には創業80周年記念事業の社員旅行でタイとシンガポールに行かせてもらったので、希望は叶いましたね(笑)

入社後どのようにキャリアを重ねてきましたか?

入社後は野洲工場に配属され、半年程で滋賀県内のお客様の工場に出向になりました。それから約10年はそのお客様の元で様々な装置を担当しました。装置の据え付けや調整で台湾と中国には何度も出張しました。その後、お客様が手放した事業をそのまま自社製品として引き継いで販売する仕事をしたり、本社営業部の配属となり営業に回ったり、草津工場では工場長代理を務めたり、様々な業務を経て2020年から現在の滋賀工場配属になりました。

現在の仕事内容はどんなものですか?

私の部署で行っているのは、お客様から依頼を請けた装置の組立業務です。装置を量産するための効率の良い方法を現場に導入し、作業スタッフに教育すること。そしてその中でトラブルが起きた場合に対処するのが私の役目です。現在メインで行っている組立業務では、生産性を上げるための環境整備や生産方法の立案を、私が責任を持って行います。難易度の高い組立は私自身が担当して行うこともあります。

仕事の上で心掛けていることはなんですか?

仕事を楽にすること、そして少しでも早く仕事を終えて帰れるようにすることです(笑) そのために生産性を上げる工夫が必要だし、その仕組みを作るのに海外の現場も含めた過去の経験がとても役に立っています。現地では、限られた材料と工具で装置を直さなければならず、失敗も重ねてきました。そこで得たノウハウが、業務を効率化する現在の仕事に活かされています。
もうひとつ心掛けているのは、作業スタッフひとりひとりの意見に耳を傾けて取り入れることです。以前は、自分が一番良いと思うやり方を導入してスタッフに教えるというスタイルでしたが、作業のやりやすさは人によって違います。幸いメンバーに恵まれ、皆さん自分の意見を言ってくれるので、どんどん取り入れるようにしています。

興味とやる気さえあれば、技量は後から付いてくる。

この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間はどんな時ですか?

納期の厳しい仕事に、作業スタッフの協力を得ながらしっかりと応え、お客様から「ありがとう」の一言をもらった時ですね。本当に周りのスタッフに助けられています。当然私ひとりでは仕事はできないので、仕事を頂けるお客様にも、それにしっかり応えてくれるスタッフにも日々感謝しています。

これまでのキャリアの中で強く心に残っているエピソードはありますか?

仕事には直接関係ないんですが、2005年に台湾出張に行った時、台湾渡航者年間100万人目に当たったのは忘れがたい思い出ですね(笑) この年、日本人渡航者が史上初めて年間100万人を突破したということで、セレモニーに招かれちょっとしたニュースにもなりました。
仕事の話に戻すと、受注が落ち込んでいた時期に、飛び込んだ商談会で誰もが名前を知る大企業から大きな仕事を頂いたことは印象に残っています。当時は少しでも仕事に繋がる機会はないかと情報収集して回っていました。

京石産業 製造部の魅力はなんですか?

私は文系の学校から高卒で入社しましたが、現在やっているのは理系に近い仕事です。やる気さえあればそんなふうに仕事を切り拓けるし、自分なりのやり方を自由に試すことができる環境があるのも魅力ですね。部署の魅力だと、メンバーの距離が近くなんでも相談に乗れる関係性があるところですね。

オフタイムの楽しみ

2年近く探して手に入れた愛車を毎週末に必ず洗うのが習慣です。雪がちらついていても洗車しているので、近所からは変な人だと思われているでしょうね(笑) 車を運転することも好きで、家族でキャンプを楽しんだりしています。

これから一緒に働く方にメッセージ

製造部の仕事に必要な資格や学歴はありません。車が好き、バイクが好き、プラモデルが好き、何でもいいですが、モノづくりに興味さえあればそれが入口になります。

技量はやっていけば付いてくるので、ぜひ仕事を通して自分の興味を伸ばしてほしいと思います。

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